12月が好き?!

早くも12月になりました。月並みですが、あっという間ですね。小さなお肉屋さんにとって12月は目がまわるほどの忙しさです。12月は始まったばかりなのになぜだか不思議ですよね?

店頭に並んでいるお肉、もとはもっと大きな塊なんですよ。セリで買った飛騨牛は分割されて牛箱(家ではぎゅうばこと呼んでいます)に入ってやってきます。牛1頭あたり、牛箱16箱分、牛箱の大きさは、30センチ× 65センチ× 20センチとかなりの大きさです。

この牛箱が12月になるとどんどん入ってきます。もう岩島屋の冷蔵庫はぎゅう詰めになります。

この塊肉を分割したり、余分なスジや脂を取って商品にしていきます。岩島屋では12月が飛騨牛の需要が最も多い時ですので準備にも時間がかかります。

閉店後に黙々と、なかなかに孤独な作業です。そして気がつけば大晦日。

年越しのお肉のご予約承ります。